【犬用】自動給餌器の選び方|小型犬から大型犬まで犬種別ガイド
「うちの子に合った自動給餌器はどれ?」犬のサイズや種類によって、最適な自動給餌器は大きく異なります。小型犬と大型犬では、必要な給餌量や食器の高さ、耐久性など、求められる機能がまったく違います。
本記事では、犬種やサイズ別に最適な自動給餌器の選び方を詳しく解説し、それぞれにおすすめの製品をご紹介します。

犬種別に見る自動給餌器の選び方
小型犬(~10kg)の特徴と選び方
代表的な犬種
- チワワ、トイプードル、ポメラニアン
- ヨークシャーテリア、マルチーズ
- ミニチュアダックスフンド、パピヨン
選び方のポイント
- 少量給餌対応:5g単位の細かい調整が可能
- 食器の高さ:低めの設計または調整可能
- コンパクトサイズ:置き場所を選ばない
- 静音性:臆病な小型犬に配慮
中型犬(10~25kg)の特徴と選び方
代表的な犬種
- 柴犬、コーギー、ビーグル
- フレンチブルドッグ、コッカースパニエル
- ボーダーコリー、シェットランドシープドッグ
選び方のポイント
- 中容量タンク:4~6L程度
- 頑丈な作り:活発な犬にも耐える
- 給餌量調整:10~15g単位
- ロック機能:いたずら防止
大型犬(25kg以上)の特徴と選び方
代表的な犬種
- ゴールデンレトリーバー、ラブラドール
- ジャーマンシェパード、秋田犬
- セントバーナード、グレートデーン
選び方のポイント
- 大容量タンク:8L以上必須
- 大量給餌対応:一度に200g以上
- 高さ調整機能:首への負担軽減
- 超頑丈設計:倒れにくい重量感
【サイズ別】おすすめ自動給餌器
小型犬向けベスト3選
1. PETLIBRO 自動給餌器 Mini - 小型犬総合No.1
PETLIBRO 自動給餌器 カメラ付き WiFi Mini
小型犬に最適なコンパクトモデル。5g単位の細かい給餌量調整で、小さな体に合わせた食事管理が可能。
- 5g単位の超細かい給餌量調整
- 2.5Lコンパクトタンク
- 低い食器で小型犬も食べやすい
- HDカメラで見守り機能
小型犬飼い主の評価
- チワワ(3kg)でも細かく量調整できる
- コンパクトで場所を取らない
- 音が静かで怯えやすい子も安心
2. PETKIT 自動給餌器 Fresh Element Mini
PETKIT Fresh Element Mini
スマート機能充実の小型犬向けモデル。AIによる給餌アドバイスで、健康管理もバッチリ。
- ステンレス製食器
- AI給餌アドバイザー
- 2.8Lコンパクトサイズ
- アプリ連携
3. Wansview 小型犬用モデル
Wansview 自動給餌器 小型犬用
コスパ抜群の小型犬向けモデル。基本機能が充実しており、初めての自動給餌器にも最適。
- 10g単位の給餌量調整
- シンプル操作
- 2WAY給電
- 低価格
中型犬向けベスト3選
1. カリカリマシーンV2C - 中型犬人気No.1
カリカリマシーンV2C
日本製の安心品質。中型犬にちょうどよいサイズで、いたずら防止機能も充実。
- 4.3L大容量タンク
- いたずら防止ロック
- 日本の住環境に最適化
- 安心の国内サポート
2. Iseebiz 中大型犬用
Iseebiz 自動給餌器 中大型犬用
6Lの大容量タンクで中型犬に最適。頑丈な作りで活発な犬も安心。
- 6L大容量
- 頑丈なステンレスボウル
- 滑り止めマット付き
- ロック機能強化
3. Nityers 中型犬専用モデル
Nityers 中型犬向け自動給餌器
中型犬の習性を考慮した設計。静音性と安定性を両立した優れた製品。
- 5L容量
- 低重心設計
- 静音動作
- シンプル操作
大型犬向けベスト3選
1. PETLIBRO Granary 大型犬用 - 最強モデル
PETLIBRO Granary 自動給餌器 大型犬用
10Lの超大容量タンクで大型犬も安心。一度に300gまで給餌可能で、大きな体にも対応。
- 10L超大容量
- 最大300g/回の大量給餌
- 調整可能な食器台
- 超頑丈設計
2. カリカリマシーン グランデ
大型犬専用設計の日本製モデル。8Lタンクで多くの大型犬に対応。
特徴
- 8L大容量タンク
- 高さ調整可能な脚付き
- 転倒防止設計
- 頑丈なロック機構
3. Iseebiz 超大型犬対応モデル
Iseebiz 超大型犬用自動給餌器
12Lの特大タンクを搭載し、セントバーナードなどの超大型犬にも対応。
- 12L特大タンク
- 強化ステンレスボウル
- 転倒防止ベース
- 特大給餌口
犬種別機能比較表

| サイズ | 推奨タンク容量 | 給餌量/回 | 食器の高さ | 特に重要な機能 |
|---|---|---|---|---|
| 小型犬 | 2-3L | 5-50g | 低め | 細かい量調整・静音性 |
| 中型犬 | 4-6L | 50-150g | 中 | いたずら防止・安定性 |
| 大型犬 | 8L以上 | 150-300g | 高め | 大容量・頑丈性・高さ調整 |
特殊なニーズに対応した選び方
早食いの犬には
おすすめ機能
- スローフィーデ機能
- 迷路式食器
- 小分け給餌機能
PETKITのモデルには、給餌速度を調整できる機能があり、早食い防止に効果的です。
食物アレルギーがある犬には
重要なポイント
- 密閉性の高いフードタンク
- 簡単に分解洗浄できる
- ステンレス製食器
シニア犬には
選ぶべき機能
- 操作が簡単
- 見やすい表示
- 食べやすい高さ
- 音声通知機能
犬種別給餌量の目安
小型犬の給餌量目安
| 体重 | 1日の給餌量 | 給餌回数 |
|---|---|---|
| 2-3kg | 40-60g | 2-3回 |
| 4-5kg | 70-90g | 2-3回 |
| 6-8kg | 100-130g | 2-3回 |
| 9-10kg | 140-160g | 2-3回 |
中型犬の給餌量目安
| 体重 | 1日の給餌量 | 給餌回数 |
|---|---|---|
| 11-15kg | 170-220g | 2回 |
| 16-20kg | 230-280g | 2回 |
| 21-25kg | 290-340g | 2回 |
大型犬の給餌量目安
| 体重 | 1日の給餌量 | 給餌回数 |
|---|---|---|
| 26-30kg | 350-400g | 2回 |
| 31-40kg | 410-510g | 2回 |
| 41-50kg | 520-620g | 2-3回 |
| 50kg以上 | 630g以上 | 2-3回 |
※あくまで目安です。実際の給餌量はフードの種類、犬の年齢、活動量によって異なります。
設置時の注意点
犬種別の設置ポイント
小型犬
- 食器が低すぎないか確認
- 静かな場所に設置
- 滑り止めマットを敷く
中型犬
- 倒れにくい平らな場所に
- 周囲に十分なスペースを確保
- 水飲み場との距離を考慮
大型犬
- 脚付きスタンドで高さ調整
- 壁際に設置して安定性確保
- 床が滑りにくい素材か確認
多頭飼いの場合
-
個別給餌が基本
- それぞれ専用の給餌器を用意
- 別々の場所に設置
-
顔認識機能付きを検討
- Iseebizの2匹対応モデルなど
- 盗み食い防止に効果的
トラブルシューティング
よくある問題と対処法
Q: 給餌器を倒してしまう
- 重量のある製品を選ぶ
- 滑り止めマットを使用
- 壁際に設置する
- 大型犬用の安定ベース付きを選ぶ
Q: 食べ残しが多い
- 給餌量が多すぎる可能性
- フードの種類を変えてみる
- 給餌時間を調整
- 体調不良の可能性も考慮
Q: 早食いしてしまう
- スローフィード機能付きを選ぶ
- 給餌回数を増やして少量ずつに
- 知育玩具タイプの食器を併用
よくある質問
Q. 子犬に自動給餌器を使っても大丈夫ですか?
生後3ヶ月以降なら使用可能です。ただし、子犬は1日4~5回の給餌が必要なので、多回数設定ができる製品を選びましょう。また、5g単位の細かい給餌量調整ができるモデルがおすすめです。
Q. 大型犬に小型犬用の給餌器を使っても問題ないですか?
おすすめしません。大型犬は給餌量が多く、タンク容量が不足します。また、食器の高さが低すぎると首や関節に負担がかかります。必ず大型犬用の製品を選びましょう。
Q. 多頭飼いの場合、1台の給餌器を共有できますか?
基本的には個別の給餌器を用意することをおすすめします。食事のペースや量が異なることが多く、ケンカの原因にもなります。顔認識機能付きの2匹対応モデルなら、1台で管理できます。
Q. 犬種によって特別な配慮は必要ですか?
はい、犬種によって配慮が必要です。例えば、パグやフレンチブルドッグなどの短頭種は食器が深すぎると食べづらいので、浅い食器の製品を選びましょう。また、耳の長い犬種は、耳が食器に入らないような設計のものがおすすめです。
Q. シニア犬向けの機能はありますか?
シニア犬には、操作が簡単で表示が見やすいモデルがおすすめです。また、食器の高さが調整できるものを選ぶと、関節への負担を軽減できます。音声通知機能があると、聴力が落ちた犬でも食事時間に気づきやすくなります。
まとめ
犬用自動給餌器を選ぶ際は、愛犬のサイズや犬種の特性を考慮することが何より重要です。
小型犬には
中型犬には
大型犬には
愛犬の性格や食事の習慣、生活スタイルも考慮して、最適な1台を選んでくださいね。